福岡の障がい者専用・結婚相談所 チャレンジド・ロイヤル CHALLENGED・LOYAL
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成婚者からのメッセージ

先日、CHALLENGED LOYALから成婚された方より、メッセージをいただきましたのでご紹介いたします。

福岡県在住
男性(50代後半):身体障がい者
女性(60代前半):健常者

結婚相談所で婚活を始めようと思ったきっかけ

私は24年間婚姻状態にありましたが、さまざまな事情があって協議離婚しました。
2人の娘も成人し独立しておりましたので、その後は独身生活を楽しんでおりましたが、3か月ほどたって、やはり先々のことを考えて一人では孤独死するかもしれないと考えると不安になり、話し相手も欲しくなり、誰か良きパートナーができればと思い、障害者専用の結婚相談所に入会しました。
しかし最初に入会した結婚相談所は、全てがSNSでのやり取りで、電話NG、アフターフォローの全くない相談所で、3か月ほど婚活しましたが、これといっていい人も見つからず、半ばあきらめかけておりました。
そんな悶々とする中、ふと目に留まったのが、チャレンジド・ロイヤルのホームページでした。
問合せフォームに記載し、送信したら当日の夜、社長の中野さんからお電話を頂戴しました。

事前面談でのチャレンジド・ロイヤルへの率直な感想は…

1時間半にも及ぶ長い時間、中野さんの障がい者の婚活の思いや熱意の伝わる面談でした。
中野さんから、チャレンジド・ロイヤル(障がい者専用婚活支援)だけではなくロイヤル・アテンド(一般の婚活支援)との活動を提案されました。
自分としては健常者とお見合いしたことはありましたが、8連敗中だったこともあり、果たして相手が見つかるだろうかと半信半疑でしたが、中野さんの深いご配慮があって、もう一度両方で活動する事を決意しました。
中野さんは常に優しい口調で丁寧に様々なことを教えてくださいました。
自分の悩みも親身に聞いてくださり、真摯に誠実に答えていただきました。
この人なら信用できると思いました。

婚活開始

活動して二人の女性とお見合いをしましたが、交際には発展しませんでした。
やはりご縁がないのかと思っていましたが、突然年上の女性からのお見合い申し込みを受けて正直初めは当惑しました。お見合い写真を拝見すると、実年齢より若々しく、可愛らしさもあり知的な感じを受けました。
Sさん(3人目のお見合い相手)は私のプロフィールを見て、苦労してきた人なんだなあと思われたようです。
Sさんとの初対面の印象は、とてもシャイで恥ずかしがり屋さんであるけど、芯のしっかりした女性だなと思いました。

お見合い~交際に発展し、二人で会うようになってから

Sさんはとても優しく心配りのできる人でした。
それは、彼女が20年前にご主人と死別され、2人の息子さんを立派に育て上げたこと等、お話を聞いて彼女がもの凄く努力家であり、優しい人格で、耐えがたきを耐えてきた人だということがわかりました。
タイミング的にも条件的にもお互いにジャストミートだったのだと思います。
このお見合いで彼女が私のことを気に入ってくれたら、私からお断りするなどという選択はあり得ないと思いました。

Sさんと今後の人生を歩んでいきたいと感じた瞬間

お見合い後お互い交際希望となり、仮交際がスタートしました。
毎日2時間ほどLINEで語り合いました。毎日です。
それで物事に対する感じ方や考え方、生きていく方向性が同じであることを分かり合えました。
3回目のデートのあと、散らかっているわが家へ彼女が来てくれました。
来てもらったとき、「私が家を片付けて、快適な環境にします。あなたの退院後(脳性麻痺の二次障害で頚椎症性脊髄症の手術後)は私が自宅療養のお世話をします。」と言ってくれたんです。
まだ交際期間も浅いのに私にとってとても嬉しい言葉でした。
その時にSさんと今後の人生を一緒に歩んでいきたいと結婚を決意した瞬間でした。

人生を共に歩むパートナーと出会って

穏やかで安らぎに満ち、笑いの絶えない家庭を築いていこうと思います。
二人ともそれぞれ苦労や辛抱もしてきた期間もあったので今後の人生は少しでも充実した楽しい人生を一緒に送りたいと思います。

最後に、障がいをお持ちの方に対して・・・

私が結婚できたのは、ある種の開き直りと積極性だったと思います。私の場合は、たまたま年上のしっかり者から逆ナンパ(笑)されたわけですけど、その前は10連敗していたわけで…
でも諦めないで、その「時」が来るのを積極的に待っておりました。
何事にも最良の時があるということだったと思います。
それから、相談所のプロフィールに掲載される写真と自己PRもとても大事です。
飾ったり嘘はいけません。正直にこれは得意だけど、こういうことは苦手とありのままを書くことです。
もし運よくお見合いになったら、自然体でいてください。無口な人は無理してしゃべろうとしないで大丈夫だと思います。
話好きな方は話しすぎずに相手を知ることが大切なので耳を傾ける事も大切だと思います。
お相手が健常者であっても、決して自分を卑下してはいけないと思います。
相手の方は障害のことは承知で来ているのですから。自分に自信を持ちましょう。
障がい者は見た目で判断されがちで、生理的に拒絶する人も多いです。でも、理解者もたくさんいることを忘れないでください。
良縁はどこに転がっているかわかりません。
決してあきらめずに積極的に活動なさってください。
等身大の自分に相応しい大いなる夢と希望をもってください。

私のこの経験が障がいを持っている方に少しでも勇気となれば幸いです。